このブログでは、来週のユーロ円相場を、ファンダメンタズ分析をベースに、日足・1時間足のテクニカル分析で徹底予想をする記事になり、初心者にもわかるように、よりシンプルに解説しているので、是非参考にして下さい。
・今週のユーロ円が落下した原因は?
・ECBの戦略について教えて
・ユーロとイギリスはどうなってる?
・来週のユーロ円相場の展開は?
そんな疑問にほび太がわかる範囲で答えていきたいと思います。それでは来週の見出しです⤵︎
もくじ
はじめに
このブログは、5年目のトレーダーが勝ち始めて2年しか経っていませんが、それでも年間500pipsを維持している為、ある程度、信頼性のある記事だと思っています。 とてもシンプルに書いている為、初心者・更には中級者にも読みやすく書いてあるので、参考にして頂ければと思っています。
それでは早速解説していきます。
今週の振り返り
まずは、今週の振り返りをします。
大統領選挙第一回討論会
今週行われた、大統領選挙第一回討論会でのトランプ大統領が冷静な発言が出来ていない事と、それに対してバイデンさんは、話始めるとトランプ大統領が空かさず横割りして余り話せていないが、トランプ大統領と比較して、落ち着いた討論をしていた事で、メディアが、今回の討論会で優勢だったのは、バイデンさんである報道が流れた第一回討論会での反応。
今後の大統領選挙に少し不安を抱える内容になってしまいました
この結果にユーロドルに反応したのか、ユーロ円が上昇する結果となりました。
次回、大統領選挙第二回討論会は10月15日になりますので、注目というよりかは、楽しみたいですね!笑
民主党2.2兆ドルのコロナ経済対策法案
31日に米民主党が提案した2.2兆ドルのコロナ経済対策法案をムニューシン米財務長官が、この法案を受け入れないと述べた事で、財政政策の期待が薄れた事で、ドル売りが強まりました。
まぁ〜民主党が提案した財政政策でも、それを拒否してしまえば、失望感に繋がりドル売りが起きてしまうんでしょうね!
ただ、この法案を完全に拒否した訳ではなく、現実離れしている金額だったみたいなので、今度は、共和党が提示した1.5兆ドルの対策法案について議論すると報道が入っています。
そして、金曜日を迎えても協議が難航している為、来週に持ち越す形になっています。
この報道で、ユーロ円が更に上昇する形になりました。
トランプ大統領 コロナ陽性
今日の昼過ぎに、トランプ大統領自身のツイッターにて、コロナ陽性反応が出たという速報を受け、リスク回避のドル売り反応が出ました。
さて、トランプ大統領のコロナ陽性のおかげで、15日に開催される大統領選挙第二回討論会の雲行きが怪しくなってきたましたし、トランプ大統領の病状にも気を使う展開にもなっています。
この報道で、今度は全通貨が円買いに反応し、ユーロも大きく落下しました。
ブレグジット(国内市場法案)
この問題もかなり長くなっていますが、移行期間も12月末までなので、そろそろこの問題にも注目して行こうと思います。
今回問題になっているのが、イギリスのジョンソン首相が、EU離脱協定案内の国内市場法案を勝手に変更した事に、EU側が激怒しているという問題です。
EU離脱協定案内に書かれている国内市場法案については⤵︎
イギリスとEUが通商協定に合意できない場合、来年1月1日から国内の閣僚に、モノの移動についてのルールの変更あるいは「不適用」を決める権限を与える
このように書かれているにも関わらず、イギリスのジョンソン首相が、今月に入った10月の段階で、この法案を導入しようとしたからです。
この行動に対して、EU側は、EU離脱協定案がすでに国際法となっているので、法的措置をとる構えですが、1ヶ月以内に、イギリスが理由を提出し、EU側がこれを容認すれば、法的措置は逃れられるみたいです。…今後に注目です。
尚、EU側が容認しなければ、リスク回避のユーロ売りとなります。
ECB
ECBについても軽く解説していきます。
30日、 ECBラガルド総裁はインフレ率の目標を達成させるために、目標期間を短縮し追加金利政策の維持と、新規に金利政策を導入し強化していく可能性があると示した。
理由については、やはりアメリカFRBのインフレ圧力があるのかなぁと思います。
次回のECB 理事会に注目が集まりますが、その前にも報道があるかもしれないので、ユーロ売りには警戒して下さい。
どこの国もインフレの向上を狙っているので、この先は、金融政策戦争になりそうですね!
ユーロ円 来週の見通し
ここからは、ユーロ円相場の来週の見通しについて解説していきます。
まず、結論としては来週は落下を予想します。その理由について、3つのトレンドが落下を誘う展開になると思います。
FOMC
来週10月8日にFOMCが開催されます。
ただ前回のFOMCで、ある程度公表をしているので、実際、それ程注目をしなくても良いのかなぁと思っています。笑
内容的には、追加の金融緩和は多分少しはすると思いますが、国債・社債の買取程度で、拡大はしないと見ています。
金利政策に関しては、今週の金曜日の雇用統計は、あまり良い結果ではないものの、FRBも雇用の回復には時間がかかると認識していますし、金利政策も当分の間はゼロ金利と示されているので、日足・短期足にはあまり影響がなく、あくまでも長期的(半年・1年)な計画の一部なので、今週の雇用統計の結果については、あまり踏み込んだ事は言わないと思っています。
それよりも、FRBにとって、今アメリカ経済において必要なのは、財政政策をやる事だ!と、度々報道で書かれています。
またボウマン理事も、これに近い発言をしています。
(一段の金融支援策と目標を絞った財政支援策が必要になる!)
その財政政策とは、今現在ムニューシン財務長官が提示している1.5兆ドルコロナ対策法案の事であり、この財政政策も実行に移っている事から、今回のFOMCは無風に終わると思っています。
なので来週は、FOMCより財政政策に注目して行こうと思っています。
1.5兆ドルコロナ対策法案
その財政政策ですが、先月30日に民主党が提案した2.2兆ドルコロナ対策法案が拒否され、今週1日に、金額を変更して、共和党が1.5兆ドルコロナ対策法案を提示しました。
ただ、残念ながら今週もその協議が難航している為、来週に持ち越しになります。
その為、来週はこの法案の報道に注目して行こうと思います。
EU法的措置
上記に書いであるので、内容は省略しますが、1ヶ月以内なので、どこで理由を提示するかは不透明です。
ただ、EU側が容認したとしても、ユーロ買いになるとは思えないので、どちらかと言えば、容認しないで、リスク回避のユーロ売りの方に期待したいですね!笑
ユーロ円 テクニカル分析
次に、テクニカル分析の方で更に詳しく解説していきます。
ユーロ円 日足
現在日足は4波と予想していて、124円付近にレジスタンスラインがあるので、そこは抜けずに、そのまま5波で落下していくと予想しています。
落下理由は、上記の3種類のトレンドが落下要因と考えています。
ユーロ円 1時間足
1時間足に関しては、現在C波が終了していると思います。その後は、123円とダウントレンドラインで、三角持ち合いを形成すると考えています。
まぁ〜週明けから焦る相場では無さそうですね!
まとめ
違うブログでも、何度も書いていますが、最大限に警戒したいのは大統領選挙です。
最近、大統領選挙第一回討論会で、米ドルに反応した市場の本当の理由は何だろうと思ってしまいます。
トランプ大統領は負けると予想しているから、米ドル売りになったのか?それとも、ただの短期的な上昇なのか?
来週は、その事も考えながら、チャートを分析して行こうと思います。
では!ありがとうございました。